Traveling subject とは、同じ人が異なるMRI計測施設をまわり計測を受けることで、そのデータをもとにMRI機種間差を補正する技術のことです。思春期発達や精神疾患で見られる差より、MRI機種や計測プロトコルによる差のほうが大きいことが多施設共同研究の障壁になっていましたが、この技術を用いてより感度の良いデータとなることが期待されています。小池研究室では国際脳Traveling subject projectの実施を取りまとめており、機種間差解消に向けた技術開発を行っております。
Human Brain MRI Project